【草加市】おすすめグルメ特集
(更新)
健康と笑顔あふれる食卓を目指して!
「市販の食パンを食べられない子が、自分の作ったパンなら完食してくれた」——。そんな小さな奇跡が、埼玉県草加市にあるベーカリー「パンリール」の原点です。店主は、IT企業、食品メーカーをへて開業を決意した、異色の経歴を持つパン職人です。店主が目指したのは、単に美味しいパンを作ることではなく、食卓を囲む家族が「笑顔(リール)」になれるパンを届けることでした。特に、多くの子どもが残してしまいがちな「パンのミミ」に着目し、ミミまで柔らかく、最後の一口まで喉の通りが良い食パンを開発しました。このパン作りを支えているのが、店名を冠した独自の「パンリール菌」です。科学的なアプローチでミミの硬さを抑え、驚くほどしっとりとした質感を実現した背景には、親としての切実な願いと、プロとしての飽くなき探究心がありました。経験に裏打ちされた知見を「誰かを想う気持ち」へと昇華させたパン作りこそが、この店の唯一無二の魅力となっています。
パンリールのパンを一口食べると、素材本来の深い甘みが広がります。驚くべきことに、菓子パンや食事パンには砂糖を一切使用していません。その代わりとなるのが、砂糖を加えずに作る自家製の甘酒です。この甘酒作りには、たっぷりの水で炊いた米に、パンの生地を発酵させるのと同じ「パンリール菌」が使用されています。店主は、生地を長時間かけてじっくりと熟成させることで、小麦に含まれるでんぷんを「糖」へと変化させる技術を徹底しています。例えば、菓子パンにはこの自家製甘酒を使用し、素材の力だけで奥行きのある甘みを引き出しています。また、食パンは大豆粉によるたんぱく質を補い、全粒粉による豊富なミネラルと食物繊維を摂取できるほか、添加物不使用、さらには乳や卵も使用しないなど、食べる人の健康を第一に考えた素材選びがなされています。管理栄養士の資格を持つスタッフも在籍しており、栄養バランスと身体への優しさを両立させたパンは、まさに「心と体に栄養を届ける贈り物」と言えるでしょう。
店内には約80種類もの彩り豊かなパンが並び、訪れるたびに新しい発見があります。看板商品の「パンリール」をはじめ、4種類のチーズを贅沢に使った「チーズパンリール」や、地元の新鮮な野菜をたっぷりのせた「タルティーヌ」など、そのラインナップは多岐にわたります。店主は現状に満足することなく、「作る人によってメニューが変わるのも面白い」と語り、スタッフそれぞれの個性やキャリアを活かした商品開発にも意欲的です。草加の街に根を張り、地元の生産者とも連携しながら、常に最高の状態のパンを提供し続ける姿勢は、多くのファンの心を掴んで離しません。美味しいパンを通じて健康を支え、家族の会話が弾むきっかけを作りたい——。そんな温かな想いが詰まったパンリールの扉を開ければ、きっとあなたもその優しさとこだわりが生む「笑顔の魔法」にかかるはずです。
| 店舗名 | パンリール |
| 住所 | 埼玉県草加市谷塚町621 ヤツカテラス 1階 |
| 営業時間 | 10時~18時 |
| 定休日 | 日曜日・月曜日 |
| https://www.instagram.com/painrire/?hl=ja |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。